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huluってどんな感じ?

2019年4月11日

 こんにちは。
 今の世の中には様々な動画配信サービスがありますが、まぁテレビがあるし、よく分からないし、と加入を見送っている人って意外といるのではないでしょうか。それでも数年前に比べてじわじわと普及していることを肌で感じる今日この頃。
 本記事では有料動画配信サービスhuluに焦点を当てて、どんなサービスなのか何が良いのか見ていきます。
 先に結論だけまとめていくと、huluは基本的に有料会員向けです。一部に無料コンテンツとされているものがありますが宣伝用のクリップ・予告編なので本編が見られるものではないです。「お試し期間」中は料金を発生させずにコンテンツを楽しむことができます。特にアメリカドラマ配信が多め。字幕が日本語字幕、英語字幕の切り替えができます。また、日本語番組に日本語字幕を表示することができます。配信番組数で言うならAmazonプライムに劣ります。

huluとは?

 フールーと読みます。最初に見たときちょっと悩みましたが(笑)黒地に緑色でhuluと書いてあるロゴマークが特徴的です。(ちなみに、公式サイト上でもhはロゴなどでは小文字ですが、サービス名としては大文字表記されていたりとまちまちです。本記事ではロゴの印象から小文字で表記します)
日本の会社で、2011年にできた割と新しい会社です。サービスサイトもおしゃれで、ロゴと同じ黒と緑のイメージカラーで作成されています。
 オンライン上にテレビドラマや映画のデータを保持し、会員がそのデータをストリーミング再生して鑑賞する形態のサービスです。ダウンロードが可能な番組もありまして、ダウンロードするのにちょっと時間がかかりますが、ダウンロードした番組は視聴中の通信状況に左右されずに視聴できます。
 月額での課金になっており、どれだけの量のデータをやりとりしても料金は変わりません。(通信料自体は基本的に会員負担なので間違っても定額料金になっていないスマートフォンなどでは視聴しないほうがいいです)
 会員になればPC、スマートフォン、タブレット、TV、ゲーム機器でもhuluを視聴することができます。アカウントに対しての利用台数制限がありません。
 国内外の映画やドラマ番組、スポーツ中継のほか、FOXチャンネルやCNNチャンネルなど、一般のテレビ番組のチャンネルが配信されています。(こちらは一般のテレビ番組と同じように配信スケジュールに沿って動画が配信されるタイプです。)
 huluプレミアというコーナーに日本ではまだここでしか配信されていない作品がまとめられています。

☆個人的なイチオシポイント

 個人的には2019シーズンから始まるMotoGPシリーズのマルチアングル配信に注目したいところ。全予選と決勝をリアルタイムで配信、オンボードカメラ(バイク車体に搭載した小型カメラの映像)、全ライダー位置を表示するライブトラッキング、空撮カメラの4アングルの映像があります。オンボードカメラが中上選手、バレンティーノ・ロッシ選手、マルク・マルケス選手のバイクからというのが凄い。(初回のカタールGPで配信が中断してしまいましたが)
ヤマハ推しなのでロッシ選手にカメラがついているのがとても嬉しいです。

ラインナップ

国内外のドラマ番組、国内アニメとその映画版が充実しています。総合ランキングでも上位は海外ドラマと日本アニメのほぼ2極です。
公式チャンネル(各TV放送局などが作っていると思われる自局・自番組のまとめページ)は表示されるのが今日・今月の人気作品しかなくて誰かに再生されていないと番組が表示されず、表示件数が寂しいものも散見されます。配信しているシリーズは全部乗っけておけばいいのに・・・。
また、期間限定の配信が多い印象です。限定といっても、①ドラマなどで今月一杯はシーズン1を配信、次月でシーズン2、再来月にはまたシーズン1、と繰り返しているタイプの期間限定②映画などで新作が発表されるのに合わせて旧作を期間限定で一挙配信、の概ね2タイプ。人気があればしばらくするとまた期間限定で同じ作品が配信されるのであまり張り切って飛びつかなくてもいい印象です。
海外ドラマの字幕が日本語字幕/英語字幕両方に対応しているものもあり、語学学習にもいいかも。対応状況は配信されている番組ごとに異なるので学習に使う際にはチェックしましょう。
また、日本のドラマ・映画作品にも順次字幕を提供しています。今はスマートフォン・タブレットなら問題なく見られます。ただしゲーム機は機種が限られてしまっているので注意。今後ぜひ拡張・普及してほしいサービスです。

端末による差分

配信番組自体には差がないです。UIについてはスマートフォンやタブレットで直感的な操作ができます。PCだとウインドウサイズによっては、トップ画面のランキングに表示されている部分の送り操作の時に「>」アイコンをクリックするのにもたつくことがあります。
字幕も比較的読みやすいのですが、アメリカドラマの英語字幕が全部大文字表記になっていた時にはちょっと読み辛かったかも。(私の英語力の問題かもしれませんが)
やはりスマートフォンよりはタブレットなどのある程度画面が大きい方が見やすいでしょう。

利用料金

月額で¥933。定額制なので見た数・時間に関係なく料金は一定です。
クレジットカード払いのほか、huluチケット(iTunesカードやGooglePlayカードのようなプリペイドカードのようなもの)での支払いが可能です。huluチケットは1・3・5カ月分の利用権を現金で買えます。hulu公式さんがプレゼントにもどうぞ、とおすすめしてくれています。
たまにhuluチケットの購入特典として人気海外ドラマのグッズが当たるキャンペーンが開催されていますので、友人へお気に入り番組の布教ついでにプレゼントしてグッズ抽選には自分が応募とかそんな利用法でしょうか。ただし、ローソンでしか販売されておらず、料金も1ヵ月¥1,007、3ヵ月¥3,021、5ヵ月¥5,035とちょっぴりお高め。しかし自動継続払いに抵抗がある人や、スポーツのシーズンだけ加入できれば、という人にはいいかもしれないです。

通信料金は基本的に自己負担ですが、SoftBankの通信プラン「ウルトラギガモンスター+」ではhuluが対象になっているためhuluの通信については通信容量のカウント外になります。(詳細はSoftBankさんプラン詳細にて確認ください)
そのほか、2019年3月からはケーブルテレビに加入している場合には新規入会の手続きが簡単になって、月額料金をケーブルテレビの料金とまとめて支払うことができるサービスが利用できるとのこと。(専用の機器が貸し出されてhuluに接続できるようになる)ケーブルテレビとのセットプランも検討中とのことですが、新しいサービスなので可否や詳細については、ご自分が契約している(契約しようとしている)ケーブルテレビ局の対応状況を確認してください。順次、とのことなのでまだまだ普及には時間がかかるかもしれませんが、とりあえずご紹介まで。

総括

huluは日本の動画配信サービスです。海外ドラマの配信に力を入れています。国内アニメ作品も人気です。
マルチプラットフォームに対応、アカウントに対しての端末数制限がない、一部のコンテンツがダウンロードに対応、一部日本語番組(映画)の日本語字幕対応、一部英語番組(映画)の英語字幕対応などが強みとです。
また、サービスの拡張がすすんでおり、上記の字幕対応や、先に述べた料金の件についてより良いサービスを目指して動いている感触があり、今後ともぜひ頑張ってほしいと思います。
個人的にはMotoGPの録画配信と、日本語日本字幕、英語英語字幕がもっと充実してくれると嬉しいな。視覚障害のかただけでなく、語学学習にもお役立ちって感じが良いです。